私のおかあさん
おかあさんっておおきくなってから
呼んでなかった
名前で”けいこさん”って呼んでた
私、けいこさんのお腹の中にいた時の色を
思い出した
あったか〜い リラいろの中で
あの、お腹の中にいた時って無敵だった
こわいとか、フのものの存在とかもない
本来ならこの世もそうであった時はあったんだろうなって
思う
なんとなく
いや
あった
ちがう星かな?
つよいけいこさんは死んでも
今も強い母
いないけど みえてないだけで
わたしの心の中ではみえていて
まだ
私を強く支えてくれてる
目にはみえないけど
感じる。